今朝、秋田の田沢湖にある宿のオーナーから電話がありました。
この宿は毎年お盆の時オオクワガタ採集でお世話になる宿です。
電話の用件は、クワガタの飼育について教えて欲しいということでした。
じつはオーナーの息子さんが大のクワガタ好きで、宿のまわりでクワガタを採集
飼っています。オオクワガタは越冬するので詳しく飼育方法が知りたかったようです。
いいおとうさんですね。
最近の状況をオーナーに尋ねると、あいかわらず日中は暑いらしいですが、夜はめっきり
涼しくなってきたそうです。
軽い雑談の中でちょっと興味深い話がありましたのでちょっと紹介したいと思います。
オーナーの息子さんが灯りに飛んできたオオクワガタの♀を捕まえてプラケースで
飼っていたそうです。そのプラケースを宿の建物の外に置いておいた所、
ある朝、オーナーがそのケースを見るとプラケースのフタの部分にオオクワガタの
小さな♂が付いていたというのです。
おかげでペアで飼育できるようになりました。という話です。
昔、♀をおとりにして採集するという(鮎方式)の採集方法は聞いたことがありましたが
まさか、こんなことがあるんですね。
さすが、オオクワガタの生息地圏内なので起こりうることなのか。
おそらく、宿の外灯に飛来してきた♂が、建物の脇にあったケースから♀のフェロモンを
感知したのでしょうか?