週末は久しぶりに材採集に出かけた。
今回は夏に回ることの出来なかった宮城北部に。
東京から早朝でて現地には10時過ぎに到着。
東京からは志垣氏と樋口君と私。新潟から桜井さん、宮城からは武彦さんと
同級生のカズミ先輩の計6名で山に入った。
宮城はなかなか灯火採集でも厳しい場所なので材採集で何とかならないものかと
いうことで気合いを入れてチャレンジしたが中々手頃な木が見つからず初日ボウズ。
夜の夕食会で明日の作戦会議。
2日目はちょっとポイントをずらして入山。
一番気合いの入った樋口君が遂に鉱脈を発見!
半枯れにきっちりオオクワの終齡幼虫の食跡。
みんなの期待が高まる。
しかし菌の状態が良くないせいか生存している幼虫がでてこない。死骸ばかり。
あきらめかけていた時、遂に出た!
♂の終齡幼虫が…。
ところがその幼虫も尾部に黒斑が…。
どうもツキヨタケに侵されていたようだ。
山にある立ち枯れ、倒木は殆んどこのツキヨタケが付いていた。
その為か中々ベストな朽ち木が見当たらなかった。
結局、ここでタイムアップとなってしまった。
下山して、みんなでそばを食べお開きとなった。
新しくできた手打ちそば屋さんが気になっていたので
そこに行った。
今年はキノコが豊作のせいかマイタケのボリュームがすごかった。
おそばも美味しかった。
今回は、 まともな幼虫こそ採れなかったが、終齢幼虫の顔と、おいしい山の空気、
ちょっと早めの紅葉を体験でき、とても満足だった。
しかしこの時点で、帰りの高速道路の計60キロ近い大渋滞が待っているとは、
全然知るよしもなかった。
今回、宮城のイベントで事前下見、宿の手配等いろいろと準備していただいた
ダブル斉藤さんにはこの場を借りて感謝致します。