オオクワガタの種間雑種ことオオコクワは野外でもまれに採集されることがある。
天然のオオクワガタ自体野外採集することが他のクワガタに較べて難しいので
狙って採集できるものでもありません。
私自身は過去に山梨県の材採集と福島県の灯火採集の2 回だけ
採集したことがあります。
山梨県ではクヌギの立ち枯れの中に成虫で2♂1♀入っていました。
3頭とも小ぶりで、♂たしか2頭とも50ミリ前後だったと記憶しています。
福島県では南会津のダムで60ミリの♂でした。
このポイントには、何度も通っていますがこの雑交個体だけで未だにオオクワガタは
採集していません。
それ以外では新潟県の上越市で灯火採集した♀を飼育して卵を産ませたら、
その卵から孵ったクワガタは、すべてオオコクワだったことがあります。
この♀から雑交個体が生まれたときは本当に驚きました。
オオクワガタの採集を始めて20年間で、この程度採集例しかないので、
野外においてはやはりかなり確率が低いことだと思います。