だいぶ陽気も良くなって、気温も安定してきたので
屋外の物置に越冬させているオオクワガタを
飼育部屋に戻すことにしました。
オオクワガタの人工越冬は自分の場合、
ケージに飼育している状態より、マットを多めにして
そのまま水分が逃げないようにし、屋外の物置しまうだけです。
屋内に置いておくと、温度が高くなると活動しはじめたり、
暖房によって乾燥しやすいから、かえって条件がよくないからです。
こうしておくだけでほとんどオオクワガタが無事越冬します。
しかし中では身体がもともと弱っている物、数年生きたものが
越冬に失敗します。
そしてそのほとんどはなぜか寒さいときに死ぬのではなく
越冬明けの春に死ぬ個体が多いようです。
早めに目覚め、動き回り身体のエネルギーを使い果たして
しまうもの、温度が上がりることによってケージ内のカビなどの
細菌も活発になり、抵抗力の弱い個体はそれに負けてしまったり
今回はその後者の原因を防ぐ為、餌を一切とりのぞいて
越冬させたところ、42ケースのうち、死亡したのは2個体だけでした。
それ以外では産卵木から昨年回収しそこなった幼虫がでてきたり、
なぜかコクワの幼虫だらけになっているケージもありました。
自分にとって、オオクワガタの衣がえはこれから始まるクワガタシーズン
最初の楽しみの1つです。